2003-03-26 第156回国会 参議院 環境委員会 第4号
また、子供の健康に影響している環境汚染、これは飲料水や食料の細菌汚染による下痢、あるいは急性呼吸器感染症が特に多いわけでありますけれども、そのほかにいわゆる高濃度の有害化学物質や天然資源の枯渇によるもの、あるいは有鉛、鉛ですね、有鉛ガソリンなどによる環境中の鉛中毒で慢性的ないわゆる神経発達障害を引き起こす例、それから農作業で働く数百万人の子供たちにとってはいわゆる農薬中毒のリスクにさらされていると、
また、子供の健康に影響している環境汚染、これは飲料水や食料の細菌汚染による下痢、あるいは急性呼吸器感染症が特に多いわけでありますけれども、そのほかにいわゆる高濃度の有害化学物質や天然資源の枯渇によるもの、あるいは有鉛、鉛ですね、有鉛ガソリンなどによる環境中の鉛中毒で慢性的ないわゆる神経発達障害を引き起こす例、それから農作業で働く数百万人の子供たちにとってはいわゆる農薬中毒のリスクにさらされていると、
それから、もう一つは環境面の問題でございまして、典型的な例がガソリンの中の鉛、これは日本は全部無鉛化されておりますが、国際的にはまだ有鉛ガソリンというものが生産もされ販売もされております。あるいは硫黄、これにつきましても、日本は非常に低硫黄化がすべての製品について進んでおりますけれども、そういった面でまだ外国ではかなり高い硫黄が入っている製品もございます。
私どももたびたびヨーロッパへ参りますが、あれだけ地球温暖化のことを各級議員の方や行政の方が言われるにもかかわらず、相変わらず有鉛ガソリンはお使いになっていらっしゃる。先ほど大臣のお話にもございました。セーヌやラインの川も少しは規制をやったらどうだと言うと、あれは隣の国が流しているんだと言ってやっちゃう。
それで、アメリカでもどこでもまだ有鉛ガソリンを使っている。排出ガスも悪い。ある国では、この排出ガスに水銀が含まれているんじゃないかということを質問しましたら、水銀が含まれているとかなんとかという意識もない、星もわからないというような状態、これは先進国の状態でありました。
まだヨーロッパでもアメリカでも有鉛ガソリンが売られておりますけれども、日本だけはもう無鉛ガソリンになっております。また、硫黄酸化物、窒素酸化物についても、それぞれ適切な手を打って、脱硫をするなりして所期の目的を達しているわけでございます。
また、田植え機等におきましては有鉛ガソリンでないとエンストを起こすというような問題がございますし、そういうようなものを入手するということで、不便なところといいますか、こういう面につきましてはさらにガソリンスタンドの新設別途百二ヵ所を通産省の方に強く要請をいたしております。この面につきまして強く押していきたいということで現在通産省といろいろ折衝中でございます。
○国務大臣(安倍晋太郎君) 私は、このガソリンの無鉛化対策が進むにつきまして、農家に非常に悪い影響が出てくるということは、何としてもこれは避けなければならぬわけでございまして、そういう点につきましては、農家の皆様方に使用上の問題につきまして周知徹底させるということにつきましては、さらに今後とも行政指導として全力を尽していきたいと思うわけでありますし、また同時に、有鉛ガソリンを使っておられるところの農家
○国務大臣(安倍晋太郎君) 農業機械につきましては、ただいまも通産省から申し述べましたように、通産省とも密接な連携をとりまして無鉛化対策を講じていかなければならないと思うわけですが、現在の生産中の農業機械はすでに無鉛化ガソリン対策機となっておるわけでありまして、大部分の機種ではすでに販売をされておるわけでありますが、すでに導入をされておる耕運機等の小型農業機械は引き続き有鉛ガソリンを必要とするわけでございます
○国務大臣(安倍晋太郎君) 農業機械につきましては、現在その無鉛化のガソリンを使う農業機械と有鉛ガソリンを使う機械が農家の方に使われておるわけでございまして、この有鉛ガソリンを便っておるところの既導入の農業者に対しましては周知徹底をさせなければならないということで、先ほど局長も答弁をいたしましたように、農林放送であるとか、あるいは市町村の広報を通じ、さらに農協等々も通じまして周知徹底の方法を行っておるわけでございます
最後に、ガソリンの無鉛化に伴う農業機械用の有鉛ガソリンの供給の確保対策の問題でございます。これは全国機関の関係者の方から通産省なり農林省のそれぞれの窓口の方々にお願いを申し上げ、私の理解しておる範囲では、少なくとも農村における有鉛ガソリンを使わなくちゃならないという償却年次ぐらいまでは確保するというふうに理解をいたしておるのでございますが、現状の状況をお聞かせいただきたいと思うのでございます。
あるいは、過去におきますお話の中では、五カ年ぐらいで償却されて済むというふうに判断されてのお話でございますが、私ども、今日の農業の実態を見ると、小さい農機具と言いましても、かなりの時間を要するので、やはり現在企画せられておる問題より長く有鉛ガソリンを使うということを考えなければ、また、環境汚染にも公害にもつながるということは農業機械関係においてはあまりございませんので、自動車の公害と同じような扱いを
○説明員(二瓶博君) 有鉛ガソリンの確保の問題でございますが、実はガソリンの無鉛化対策ということが問題になりまして、この二月一日から無鉛のガソリンの生産が開始をされるということになっておるわけでございます。
○松元政府委員 御指摘のとおり、このガソリンが無鉛化対策になるわけでございますが、その場合、既導入の耕運機等の中には有鉛ガソリンでなければならぬものがございます。したがいまして、その供給を確保するということは大事な問題でございます。
しかもこの内容を見ますと、これまでのように貴金属を使用しない触媒、しかも有鉛ガソリンでも、日本の五十一年規制に相応するアメリカの七六年規制に合格をした、燃費は三%もよくなっているという報道がなされておるわけでありますが、こういう新しい触媒をめぐる技術の到達水準について御存じかどうか、どういう検討をされたのか、その点をお伺いしたい。
ただCOについては、その後の説明によると、有鉛ガソリンを使った結果、こうなったんだということで、原因の説明もあるわけでありますけれども、東京都はこういう経過と事実を踏まえて、最近グールド社のGEM68の触媒を入手をした。
説明の際、車の安全対策と交通安全行政の斉合性の確保、総合的交通安全対策の確立、組織的な交通事故調査とその解析及び自賠責保険制度の改正、排出ガス規制について、合理的、総合的見地に立った法規制、五十年規制の段階的実施、無鉛・加鉛ガソリンの供給体制の確立及び五十一年規制の延期並びに自動車関係諸税と道路財源についての配慮に関し、要望を受けました。
なお、タンクローリーの運転者がこの加鉛ガソリンを大量にといいますか、浴びることによって急性の四アルキル鉛中毒にかかるというおそれがございますので、この点につきましては、次のような予防措置を行なうように指導いたしたいと考えております。 その第一は、誤操作によるタンクローリー等からのガソリンのあふれ出るということを防止するために表示装置を設けるというようなことをさせる。
これ以外に、ガソリン中に鉛の添加物を入れております問題に関しましては、毒物及び劇物取締法の施行令で四十六年から加鉛ガソリンの量がきめられまして、それに従って現在のデータでは四十五年度当時の半分に減っておりますし、通産省当局では四十九年度には無鉛化という方向で現在作業が進んでおりますので、鉛に関するガソリン中の問題は減少する方向に進んでおります。
これが実は原因は何かといえば、先ほどもお話が出ましたが、加鉛ガソリンをやめたかわりでございましょうが、オクタン価を上げるために添加するところの芳香族化合物、これが原因だそうです。
先ほど、加鉛ガソリン等にかわるものとして、オクタン価を高める芳香族化合物が加えられるということも公然の事実のようですから、これに対して規制をとるための措置を運輸省と相談しておやりになる予定かどうか、それだけお聞きしたいと思います。
発生状況については、加鉛ガソリンに着色染料を混入する際、混入用ポンプが故障したために手作業で行なっていたところ、発火した。原因は、静電気の放電火花による着火である。そして、防止対策としては、静電気の除去、手作業の禁止、こういうふうにいっているわけですね。
現在、油の処理剤、PCB、加鉛ガソリン、家庭用品というような分野をきめまして、それぞれ関係の各省が寄り集まりましてその対策を検討している段階でございまして、その過程におきましておっしゃるように現在出回っております製品のチェック、さらには新しく出回るであろう製品のチェック等につきまして、そのことの必要性並びに可能性等につきまして早急に結論を出すということを現在討議を進めておる段階でございます。
○古寺委員 十二月に官房長官から、PCBあるいは油の処理剤、さらにまた家庭用化学用品あるいは加鉛ガソリン等についての管理取り締まり体制を強化するための通達が出ているわけでございますが、この油の処理剤についてのその後の検討はどういうふうに進められておりますか。
鉛——加鉛ガソリンの張本人である石油連盟が五千万円、昭和電工が三百二十万円、ヘドロの犯人といわれている大昭和製紙が二百四十万円など公害企業こそがメジロ押しに大口寄付をしているわけです。こんなに何億という献金を自民党の国民協会にできるような大企業の固定資産税を免除して、そして農民に対しては今後五十倍から百倍の固定資産税をかけていくというのははなはだ不条理ではないですか。
一件は、昭和三十三年七月に神奈川の米軍基地で加鉛ガソリンを入れましたタンクの内部の清掃をいたしました労働者が、中毒にかかった例でございますが、これはその業務に従事しました後、一カ月ほどの間に異常症状を呈しまして、八名の方が入院をいたしました。
現在、大気汚染と道路交運法との関係で、環境基準あるいは排出基準を設定するために作業を進めております状況を簡単に申し上げますと、加鉛ガソリンの関係で鉛が排出されます。鉛につきましては、現在専門委員会をこの夏発足させまして、専門委員会の段階で各種の文献検討をいたしておりまして、年度末にはおおよその結論が専門家の手で出るかと存じております。